磁気共鳴断層撮影装置(MR)
磁気共鳴断層撮影装置

MRIとは、放射線を使用せずに磁気共鳴反応を用いて、画像を作成する方法です。CTと比べて、放射線を全く使用しない特徴があり、組織コントラストがはっきりすることから、病変がはっきりみえることで、良好な画像が得られることなどの利点があります。
今回導入した32ch、Torso CardiacCoilは最新の心臓・腹部用コイルで従来の画像より更に高精度な画像を得ることが可能です。
検査の領域
- 脳神経外科領域 動脈瘤、狭窄、閉塞の診断及び脳ドック
- 耳鼻咽喉科領域の咽頭部の診断
- 整形領域 脊髄脊椎診断、四肢関節の診断
- 腹部骨盤領域 腫瘤性疾患、びまん性疾患・代謝性疾患の診断
- 泌尿器科領域の診断
- 婦人科領域の診断
- 循環器領域 大動脈疾患の診断
今までより少ない被ばくで検査が受けられます。より少ない負担で心臓の検査も行えます。
注意
造影検査につきましては、禁忌疾患・症状があり、ペースメーカー、金属埋め込み手術の患者さまには一部制限がございますのでご相談下さい。
2021年度 | 2020年度 | |
MRI撮影件数 | 6,738 | 6,083 |
頭 部 | 3,261 | 3,028 |
躯 幹 | 2,897 | 2,488 |
四 肢 | 580 | 567 |
内 造 影 | 617 | 573 |