人工膝関節置換術支援ロボット

人工膝関節置換術とは、膝関節の傷んだ部分を取り除き、金属やセラミックなどで作られた人工関節に取り替える手術です。
 これまでは、生まれつきの下肢のかたち(O脚、X脚)に関係なく、一様にインプラントを挿入してきました。
しかしO脚だった足を強制的に真っすぐにすると、膝の内側はかなりきつくなるため痛みが残り、リハビリのスピードも遅くなる可能性があります。この課題に対して当院は、ロボット支援手術システム「CORI(コリ)」を導入しました。
 CORIは、従来より使用されている人工膝関節用ナビゲーションシステムの技術に、計画通り骨を削ることができるように医師をサポートする機能が加えられています。
 「ロボット」というと、一般的には人工知能を搭載したコンピューターが手術を計画・実行するシステムを連想されるかも知れませんが、ロボット支援手術システムはあくまでも手術を正確かつ安全に実施できるよう医師を支援するためのシステムです。
 CORIでは、患者さま一人ひとりの異なる骨のかたちや、膝まわりの靭帯の状態を数値化し、コンピューター画面に表示することができます。これにより、患者様の膝に合わせた手術計画を立てることができ、手術後の膝の動きがより改善すると期待されています。

手術の流れ

【1】膝の状態を確認

【2】膝の状態と手術計画の読み込み

【3】ハンドピースで計画範囲の骨を切除

日本人工関節学会認定医

当院には、「日本人工関節学会認定医」がいます

日本人工関節学会認定医とは、人工関節分野において手術経験および研究業績が豊富な医師のことです。
埼玉県には47名おり、朝霞地区(朝霞市・新座市・志木市・和光市)・東入間地区(富士見市・ふじみ野市・三芳町)では林院長のみです。
※2024年1月31日現在

CORI導入への想い

「患者さまの笑顔のためにできること」

患者さまが痛みから解放されて笑顔になってくれること、それこそが私たちの最大のやりがいであり幸せです。
 そのために日々、データ分析に基づいた新しい技術の導入を探求しています。その一環が「CORI」の導入です。
 「CORI」の導入により、変形性膝関節症や関節リウマチなど、痛みで苦しむ患者さまに対し、より高度で質の高い治療を提供できるようになり、より多くの患者さまを笑顔にできると考えています。
 今後も整形外科スタッフの「知識」「経験」「想い」を紡ぎ、地域に誇れる整形外科を創り上げていきたいと思います。

院長 兼 人工関節リウマチセンター長 林 淳慈

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