業務情報
リハビリテーション依頼元診療科
多職種連携
栄養サポートチーム(NST)
NSTとは医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士で構成されているチームです。それぞれの知識や技術を出し合い、最良の方法で栄養支援をしています。
呼吸ケアサポートチーム(RST)
医師、集中ケア認定看護師、臨床工学士、理学療法士が人工呼吸器管理の患者様のラウンドをしています。人工呼吸器の早期離脱に向けてそれぞれの専門性をいかして意見を出し合っています。
褥瘡委員会
週1回病棟ラウンドと月1回カンファレンスを実施しています。 医師、皮膚・排泄ケア認定看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士のチームで構成され、院内の褥瘡ケアや再発の防止を目的に取り組んでいます。その中で、リハビリテーションスタッフは、現在の身体機能やADLの状況についての情報提供に関わっています。
糖尿病教室
Team Diabetes Mellitus 略して“TDM”として医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、総務課、理学療法士でチームを組み、糖尿病教室を中心とした活動を行っています。また、当院にはリハビリテーション科を含めて各科に糖尿病療養指導士や糖尿病看護認定看護師が在籍しており、それぞれ質の高い療養指導を行っています。現在リハビリテーション科のTDMメンバーは4名です。糖尿病教室では「糖尿病の運動療法」のコマを担当しておりますが、一般的な運動療法に加え、サルコペニアや足病変についての重要性もしっかりと患者様に伝えていきたいと思っています。
認知症ケアチーム
神経内科医師、認知症看護認定看護師、栄養士、社会福祉士、作業療法士の多職種チームで構成されています。
認知症による行動・心理症状や意志疎通の困難さがみられ、身体疾患の治療への影響が見込まれる患者様に対し、多職種が適切に対応することで、認知症の悪化を予防し、身体疾患の治療を円滑に受けられるように支援しています。作業療法士は、認知症状の評価やBPSD予防の為の対応方法・環境調整の提案、リハビリテーション依頼の検討を中心に関わっています。
排尿ケアチーム
2016年度の診療報酬改定で新たに『排尿自立指導料』が新設されました。 当院の排尿ケアチームは泌尿科医師、看護師、理学療法士、薬剤師、事務で構成されています。 対象は、尿道カテーテル抜去後に下部尿路機能障害の症状を有する、あるいは抜去後に見込まれる患者様です。 下部尿路機能回復のための「包括的排尿ケア」を行うことを目的に、週に1回病棟ラウンドを実施しています。 リハビリテーションスタッフは排尿に関する動作訓練や現在の身体機能や今後の見込み等の情報提供に関わっております。
退院前訪問指導
当院は急性期の病院ですが、自宅退院する方も多くいらっしゃいます。
退院直後の生活ではそれ以前と比べて、患者様の身体能力や動作方法が大きく変化する事もあります。そこで、退院前に患者様と一緒にご自宅へ伺い、実際に動作を行っていただきます。退院支援担当看護師・リハビリテーションスタッフをはじめ、ケアマネージャー、福祉用具の業者など様々な専門職の視点から評価を行います。患者様・ご家族の希望を踏まえたうえで、ご本人の能力、ご家族の介助状況に合わせた「安心・安全」な生活環境を提案しています。