自家蛍光気管支鏡検査とは

正常気管支は450nmの(青色領域)波長光で励起すると、520nm程度の(緑色領域)波長を有する自家蛍光を発しています。しかしがん病巣や異型病変での自家蛍光は有意に減弱しています。この自家蛍光の差を観察して病変を診断するものです。

  • 利点:早期がん(中心型早期肺がん)の発見、進展範囲の診断に有用。
  • 欠点:病変の深達度、すなわち「病変の深さ」を判断できない。

早期肺がん

早期肺がん

自家蛍光気管支鏡(PENTAX SAFE-3000)

自家蛍光気管支鏡